日焼け止めに入っている成分について・正しく理解するUVケア
2016/05/25
まず「UV」って「ウルトラ バイオレット レイ」の略で紫外線のことです。
紫外線が何故だめかを一言でというと「老化を早めるから」。
紫外線を浴びた皮膚は、肌の細胞を紫外線に傷つけられないように、
肌を守ろうとメラニン色素を作り出します。
それがターンオーバーでうまく排出されないとシミの原因になります。
また、紫外線が真皮までに到達して、肌のコラーゲンを傷つけるとシワやたるみの原因になります。
紫外線は肌の老化を確実に実行しています。
日焼け止めには必ず書いてあるSPFとPA。正しく理解していますか?
SPF・・・紫外線B派をカットする力
紫外線B派は、日焼けを起こす光のこと。
SPFは、何も日焼け止めを塗っていない状態に比べて、赤くなってヒリヒリする状態になるまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。
例えば、SPF10なら10倍の時間に伸ばせるという意味です。ただし、肌に塗る量が少ないと効果は減ってしまいますので、注意してください。
PA・・・・紫外線A派ををカットする力
紫外線A派は、真皮にまで達してダメージを与え、老化を促進させます。
PAの後の+の数が多いほど効果があるということ。
「では値が大きいほど、効果が高くていいじゃないか」とお思いになるかもしれませんが、
数値が高いほど肌への負担も大きくなりますので、注意が必要です。
紫外線吸収剤・・・紫外線を吸収する化学物質のこと。吸収すると化学変化を起こして紫外線の影響をやわらげる。(成分名・パルソールA、メギゾリルSX、オキシベンゾンなど)
紫外線散乱剤・・・紫外線を肌の上で反射させる物質のこと。(成分名・酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムなど)
紫外線吸収剤フリー・・・紫外線吸収剤は敏感肌に刺激になることがあるので、敢えて含まない製品もある
クリーム、乳液、ローション、スプレー、ジェルタイプ・・・ベタつきや白浮きが苦手な人に好まれる。ほとんどのものが紫外線吸収剤のみでできている
ノンケミカルのものも多い
日焼け止めとして使える化粧下地は、吸収剤の方を使われることが多い。
日焼け止めはケチらず、たっぷり塗りましょう!検査する時は、かなりたっぷり塗って検査してるみたいです。
せめて頬骨まわりと、こめかみの部分は多めに塗りましょう。そこからシミが出てくることが多いからです。
また、仕上げにパウダーファンデーションを重ねると効果的です。紫外線散乱剤と似た働きをします。
外に出ないからと日焼け止め化粧品だけを塗って素肌でいる人は、シミが出来やすいそうです!!
家の中にいる時は、日焼け止め化粧品を塗らずに、パウダーファンデーションだけをつけていたがUV効果が高いのだとか。