ピーリングは美白に必要か?
2016/05/13
メラニン色素ができるということは、それは紫外線からカラダの細胞を守るための正常な生理現象とも言えます。
問題は、本来はターンオーバーでメラニン色素を排出できるはずなのに、
ターンオーバーの機能が遅れたりして、メラニン色素を角質から落とすことができずに留まらせてしまうことです。
美白成分はメラニン色素が作られるのを抑える役割がほとんどですから、
あと自分自身でできることというのは、ターンオーバーをサポートすることです。
その具体的な働きかけが「ピーリング」です。
ピーリングで肌の表面の角質をとると、下から新しい皮膚ができてきます。
本当は半年でカラダの細胞は全て新しいものに変わっているのですから、不思議ですね。
ピーリングと言ってすぐ思いつくのは、
顔にジェルをつけて、ポロポロと垢みたいなのが出てくる方式のピーリング。
「顔に摩擦は禁物なのにどうなのよ?」と常々私も思っておりました(笑)
加減がよく分からず、私もかつて却って肌が痛んでない?という状態に陥ったことがありました・・・
自分でできるピーリング剤としては初期の方法なのです。
もうひとつは、美容系の皮膚科でやってくれるケミカルピーリング。
酸で古い角質を溶かしてくれるものです。
お医者さんが施術してくれるので、これは安心だし、効果も期待できますが、
少々値段も張り、敷居が高いです。
これを自宅で簡単にできるように開発されたふきとり式のピーリング化粧水もあります。
ニキビ用のコスメによく見かけますね。
私の使用した感想としては、使用するコットンが良いものでないと、
綿が顔に残ることがあるので注意が必要ということと、
コットンに含ませた化粧水で顔を拭くので、摩擦の加減が難しいです。
私がおすすめなのは、このケミカルピーリングをクレンジングと変わらない手軽さでできるピーリング剤です。
水溶性の酸を使って行うマイルドピーリングは、だいたい週に1〜2回すればOK。
ポロポロもしないで、洗い流すだけですので、ほんとにピーリングできてるのか実感がないくらい。
でも、3回くらいやったところで、気がつき出しますよ。お化粧のノリが変わりますから。
ピーリングをして古い角質を落としてしまうので、化粧品の美容成分がよく浸透するという嬉しいこともあるんですよ!
肌の代謝を上げてメラニンを絶えず排出し、これを続けていくと真皮のコラーゲンを増やす作用も生まれてくるんだとか。
なので、シワや毛穴などのエイジング全般に良いことなんです。